You are my Prince
ある方の担降りブログを拝見して、
今私の中にあるモヤモヤした気持ちも言葉にしたら何か変わるかもしれない と思い、今文字を打ち込んでいます。
私の気持ちを整理するために書くので、少し長くなるかもしれません。
私はジャニオタになって今年で13年目になります。(当時6歳(⁉︎))
きっかけは嵐の櫻井翔さんでした。今もゆるくではあるけれど応援していますし、黄色の(ダサい)会員証は私の誇りです。翔さんの人間性を尊敬しているので、降りることは一生ないと思います。
こんな感じで(?)長い間デビュー組を担っていたのでJr.にはあまり興味がなく、正直に言ってしまえば偏見も持っていました。
「将来が不確かな子たちを応援するって辛くない?」「現場とかどうしているの?」「そもそもJr.担って怖そう…」
挙げればキリがありませんが、私の中には
『Jr.に手を出してしまったら終わり』
みたいな感覚がありました。
そんな私がPrinceと出会ったのは2017年11月12日の深夜……
そう、
ジャニーズJr.dex
でした。
当時大学受験を控えていたので、予備校から帰ってきて家でも少し勉強した後、リビングに降りてみると母がたまたまdexを見ていたんですよね。
私のリア友のお姉ちゃんが岸担で、岸くんだけは知っていたので「この人が岸くん!!!」と母にドヤったのを覚えています(笑)
そしてそのとき、なぜか私は岸くんではなくその隣に座っていた彼に目を奪われた。
(男の集団に明らかに1人だけ毛色のちがう子がいる……真っ白でもちもちでかわいい……舌ったらずなところもかわいい………いやよく見たら男前じゃん??!!?!)
これが岩橋玄樹くんとの出会いの瞬間でした。
そこから私は例の岸担のお姉ちゃんからPrince の布教を受け、受験勉強の息抜きに写真を保存して眺めたり、少クラや真夜プリを見たり、気づいたらJr.担を楽しむようになっていました。今思い返して見ても本当に軽率でチョロかったなあ。
Prince担の中でもキンプリやセクボなど、いろいろな括りにそれぞれ思い入れがあると思います。
その中でも私は特にPrince湾岸の局動画を見て
「コンサートでこんなに幸せな空間を創ることのできるアイドルがいるんだ」
とただただ感動して、この3人を応援していきたい!と『Prince』への思いが強くなりました。
そのときちょうどPrince単独公演が行われていたことも影響していたかもしれません。
とにかく私は、3人の王子様に魅了されてしまった。
受験が終わったらPrinceに会える
あの幸せな空間に私も行ける
そう思って受験勉強にもラストスパートをかけていました。
でも、人生思ったようにそう上手くはいきませんね。
センターが1/13に終わり、その4日後の1/17
King&Prince CDデビュー決定。
当時予備校に篭っていた私は、お昼休みに例の岸担のお姉ちゃんからのLINEでそのことを知りました。
何で?
どうして?
Princeは?
Princessは?
頭の中がぐちゃぐちゃで、予備校のトイレに駆け込んでひたすら泣きました。私、知らないうちにこんなにPrinceのことを好きになっていたんだなあ なんて思いながら。
勘違いされてしまうと悲しいので書きますが、私は決してKINGが嫌いなわけではありません。むしろMr.KINGとしては大好きです。
紫耀くんの高い演技力やド天然なのに実は頭がいいところ
れんれんの綺麗なお顔からは想像できないほどの愛らしい性格
かいちゃんのファンを思い遣る気持ちやパフォーマンス力の高さ
それぞれが圧倒的な存在感を持ち、3人が合わされば誰も敵わない。すべてにおいてまさに王様。本当にすごい。
でも、
私が出会ってしまったのは
3人の王子様で、
3人の王子様が創り出す幸せに包まれた空間で、
その3人の王子様のうちの岩橋玄樹くんでした。
2月も終わる頃大学受験がひと段落し、ようやくKing&Princeと向き合う時間ができました。
私が望んでいたPrinceの姿はもう見ることができない。けれど、自担のデビューが嬉しくないわけがない。
私は岩橋くんを、Princeを、King&Princeを、応援することを選びました。
そもそもPrinceがバラバラにならず、3人一緒に同じグループでデビューできたこと自体が奇跡なんだ、と思い直して。
そこからの彼ら6人の勢いは本当にすごかった。
私の周りの友達もみんな「キンプリみんなかっこいい」「シンデレラガールいい曲だよね!」「私は◯◯くんが好きだな」と口々に言っていました。デビューってこういうことなんだ って身をもって感じました。CD売上が事務所歴代2位になったり、テレビ出演もたくさんして、デビューコンサートも決まって。ただただすごいとしか言いようがないほどの勢いだった。
私もデビューコンサートには8月12日の昼公演に入りました。
自名義は全滅でした。花晴れ出のリア友が当たって「キンプリ当たった〜!案外取れるんだね!」って言っていて、もうメンタルがズタボロだったときに、れんれん担のお友達が同行させてくれました。本当にありがとう。
嵐のときもそうでしたが、事務所は今まで応援してきた時間やその積み重ねを考慮してくれません。私はどんどん増えていく新規によって変わっていくコンサートの雰囲気に馴染めず、嵐さんからは少し距離を置くようになりました。
今回私は運良く入ることができましたが、私なんかよりも長い時間応援してきて、彼らが辛いときも苦しいときも支えてきた方はたっくさんいて、それなのに落選して自担のデビューという大切な節目に立ち会えない。そんな方を何人も見ました。こればかりはどうしようもないし仕方のないこと と片付けてしまえばそれまでですが、本当に無慈悲で、残酷で。
そんな複雑な感情のまま入ったデビューコンでした。
本っ当に素晴らしかった。
どうしてかって、
Princeがルマンド衣装でオリ曲を披露してくれたから!!!
KINGのAlrightが終わって、そろそろPrinceオリ曲なんじゃないか……って思っていたらピアノの描いた未来のメロディーが流れはじめて。この瞬間に涙腺が崩壊しましたね。
英語のメッセージの部分は私のクソクソリスニング能力で聞きとったものだけれど、
『We are fate in that Prince Princess on the earth with everyone. We want drawing future For the glory. Because You are my princess.』
『この地球上の誰もが王子様とお姫様になる運命なんだ。僕たちは栄光のために描いた未来を求め続けるよ、だって君は僕のお姫様なんだから。』
これ、絶対に岩橋くんが考えたんだろうなあ
Princeのオリ曲ぜんぶ入れてくれたんだね
私たちのことデビューしたあともPrincessって呼んでくれてありがとう
そう思いながら思いっきり泣いていました。もう止められませんでした。
そして始まった『描いた未来 たどり着くまで』
ルマンド衣装に包まれて、演出は帝劇仕様で。
そこからの『Prince Princess』
私の念願だった、Prince3人の創り出すあの空間に今いるんだ って思ったらもう涙が止まらなくて。あのとき会場全体が本当に幸せに包まれていました。世界平和とはまさにあの空間のことだと思います。
私やっぱりPrinceが大好きだなあ
そう感じずにはいられませんでした。
それでもKing&Princeの圧倒的オーラを目の当たりにして、その勢いは凄まじくて、6人が6人とも本当に輝いていて……… CDデビュー決定してからはじめてちゃんとおめでとうと心から思えました。というか、彼ら6人の、King&Princeのアイドルとしての才能を認めざるを得ませんでした。
Princeへの愛を再確認し、King&Princeを応援する覚悟を決めることのできたデビューコンサートでした。
そして、話ははじめに戻り………
先日とある方の担降りブログを拝見しました。
結論をまず書くと、コンサートで気持ちを新たにしたつもりでしたが、私はこのまま彼らを応援してもいいのだろうか と思ってしまいました。
先にも書きましたが、彼らにはJr.時代から苦しいときもずっと支えてきたファンの方が大勢います。
「今まで世間からJr.担というだけで偏見されてもずっと応援してきたのに、デビューした途端に新規のファンが増えて『キンプリいいよね』と手のひら返したような扱いを受けて辛かった。新しいファンを認められなかった。」
本当に一部分の要約ではありますが、その方のブログにはこのような内容が書かれていて。
私は彼らのJr.時代の本当に終わりから応援し始めたド新規で、でも私が好きになってしまったのはPrinceで、それなのにそのときリアルタイムで応援できなかったことが辛いし、何よりも私みたいなオタクのせいでずっと彼らを支えてきた人たちが担当を降りてしまうのが辛い。こんなこと言ってはダメだと分かっているけれど、できることならもっと昔から彼らを応援したかった。彼らの辛いとき苦しいときを支えたかった。Princessとして幸せになりたかった。
その方のブログを読んでから、本当に辛くて、趣味で彼らを応援しているのになんでこんなに辛い思いをしているんだろうって。こんなことならもう担当降りてしまおうかな、とも思いました。嵐さんみたいに、あのときは良かった 昔のこの曲が好きだ とか懐古するだけのオタクもいいな〜、とかも。
でも、コンサートで彼らの可能性を目の当たりにしてしまって。
彼ら6人についていきたいと思ってしまったんです。
King&Princeの岩橋玄樹くんを応援していきたいってやっと思えたんですよね。
自分の気持ちに整理をつけられたらと思ってこのブログを書き始めましたが、自分の中ではっきりしたことは、
・岩橋玄樹くんをこれからも応援したい
・Princeのことが大好きだし、こらからも許されるのであればPrincessでいたい
・King&Princeのこれからを見守りたい
ということでした。
しばらくはこのモヤモヤが取れることはないだろうし、もしかしたらずっと取れないかもしれません。オタクって大変だ。
私はPrince担としての立場で書いていましたが、KING担の方にも同じようにそれぞれ歴史があったはずで。それが重なり合って、これからKing&Princeとして新たな歴史を作っていくんですね…。本当にすごいなあ。
彼らの未来が希望に満ち溢れたものでありますように。
これが今の私の気持ちです。
2018.08.21(火)